オタクバンブーの輝き方

思ったことや参加したライブ・イベントについて、語るブログ。

虹ヶ咲学園 Blooming Rainbowを観て。新世代による新たなときめきを感じた。

前の投稿6月末だったんですが、その間でランティス祭りやシャニマスのsummer party等に参加してました。それぞれ良かったんですが、ラブライブからは少し離れていたというのが正直なところ。そんな中、虹ヶ咲学園スクールアイドル Blooming Rainbowのブルーレイを買いました。Aqoursも活動頻度下がるし、どうせフェス当たらないし、しばらくはラブライブお休みかな、なんて思ってたけど。ラブライブを愛するものとして、一応購入。結果、一週間で、3回観てしまった。

ブルーレイは5つのトラックに分かれていたが、その中で「03.校内マッチングフェスティバル」を中心に、書いていきたいと思う。

 

(1)イベント開始

挨拶。正直最初に思ったのは、この9人のキャスト、思った以上にトークできるなあ・・。Aqoursのスベシャル課外活動 みんな準備はできてるかい?の時なんか、逢田さんと小宮さんくらいしかトーク回せてなかったよな?そう考えると、強くてニューゲーム感があるというか。少し安心感を持って、見始めることができた。

 

(2)コール&レスポンス 

覚えたいという思いもあり、オタクのコールのみ抜粋。

www.lovelive-anime.jp

↑公式サイト

エマヴェルデ:「はーい!」マイナスイオン放出。

近江彼方:「彼方ちゃん起きて~」「〇〇~」 このキャラに、どんなストーリーを今後運営はのっけていくんだろうか。

朝香果林:「果林せんぱーい」「はーい!」 大西さんに直撃。

中須かすみ:「かすかす!」「かわいいよー」 このキャラ人気あるんだろうなあ。中の人察しとか言ってるけど、inm民か?24歳でないことを祈る。

上原歩夢:「おかえりー」「あゆむー!」真心系とは?火星から?地球のみんな?主人公ポジのキャラなのに、こんなぶっ飛んでるのか。

桜坂しずく:「おうさかー!」 字面では某福山雅治の名曲、かけ声はどこかの46グループをちらつかせる感じ。中の人、人気ありそうな感じだけどどうだろうか。

宮下愛:「〇〇もー!」 スマイル系スクールアイドルらしい。ギャル系のコンセプトはどこに・・?まあいいか。このちょっとしたギャグ、毎回変わるのかな?ハイタッチのくだりのさりげないドヤ感、宮下愛っぽいね(宮下愛ポイント1点)。笑顔が素敵なキャストさんだね。

優木せつ菜:「助けてー」本気系だそう。ラブライブのコーレス、ついに世界まで来たか・・・。このキャラ、人気投票圧倒的ナンバーワンらしい。確かにオタク好きそうな見た目してるし、このキャストめっちゃ若いし。この時点では、キャストが狂った歌唱力を持っていることに気づいてない。

天王寺璃奈:「天使、天才、天王寺」なんかやべえやつがいる(知ってた)。話しながらボードの表情変わるの面白いな。手動?このキャラ、ほんとは気持ちを表現したい、って明言してるタイプなのね。

 

(3)幕間アニメ

え・・ラブライブの幕間アニメなのに、どうして脚本がぶっ飛んでないの??普通にアイドルのボイスドラマやるとか・・・。結婚相手のオーディションとか隕石が落ちてくるとか楽屋がサバンナになるとかいろいろあるでしょ。僕の知ってるラブライブの幕間アニメを返して・・・(錯乱)(本来はこっちが正しい)

 

(4)ライブパート

01.ダイアモンド 歌:中須かすみ(CV.相良茉優

トップバッターなのもあり、キャストさんすごく緊張してる。2番のサビくらいから、硬さが解けていい塩梅になってるまが。まさにキャラソンって感じ。次のライブで、自信いっぱいのキャラの表現がみれるのを楽しみに。

 

02.ドキピポ☆エモーション 歌:天王寺璃奈(CV.田中ちえ美

ビビビのビの振り付けでいつも笑ってしまう。インナーマッスル鍛えたんだろうなあ。めっちゃ動いてる。この曲一見ふざけてるように聞こえるけど、言いたいけど言えないというキャラの自己紹介ソングとしては、かなり名作。外面がヤバい設定のキャラだからこそ、内心をわかりやすく言葉に落とし込んでくれた、作詞者に感謝。ちなみに英語苦手なので、間奏コールのRinachan boardすらすらと言えません。

 

03.あなたの理想のヒロイン 歌:桜坂しずく(CV.前田佳織里

個人的パフォーマンスランキング2位。堂々としてた。動きの間の取り方が難しいダンスだと思うけど、思った以上にしなやかな動き。好きなシーンは、間奏で一瞬止まって空を見上げるところ、ラスサビ前の「誰かを笑顔にできる人になりたい」の歌唱部分。アイドルは、仮想上の好きな人への愛を歌う。しずくは演劇のためアイドルを始めた設定のキャラであることを考慮すると、桜坂しずくの演劇への想いと、前田さん自身への夢(声優としてレベルアップしたい、演技力を上げたい等)、そして客先に上がるプロとして、ファンを喜ばせること、など。いろいろな思いが、間奏からの数十秒から前田さんを通じて伝わってきた。

演劇部のキャラだからこそ必要とされる表現力、十二分にあった。少なくとも、僕はこのパフォーマンスみて笑顔になった。いつか、僕も誰かを笑顔にできる人になりてえ・・

※気になって調べたら、前田さんの特技前方倒立回転らしく、アイカツスターズも出てる。運動でき、かつそれなりに舞台の経験ある人だった件。新人の方だと思ってたので、完全に騙された。前田、売れるのか・・?

 

04.Evergreen 歌:エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜

結構難しいと思うんですよね、クラップに合わせてジャンプしたりダンスしながら歌うの。パフォーマンスの初々しさがキャラの空気感と上手くあってた。単純に陰キャオタクとして思うのは、ラスサビ部分でファンにクラップさせようとするところ。前のめりで笑顔になる瞬間が良かった。やっぱ笑顔が一番。曲のコンセプトとしては、「私自然と歌が大好き。故郷のどこまでも広がる草原のようなパフォーマンスで、みんなを笑顔にしたい!」的な感じか。

 

05.眠れる森に行きたいな 歌:近江彼方(CV.鬼頭明里

キャラ声での安定歌唱を聞いて確信した、この人きっと歌うまい。ベッドが出てきた演出はちょっと笑ったけど、キャラ的にも曲的にもそういう世界観だもんね。

↓ソロアーティストとしてのデビューシングル。うまかった。

www.youtube.com

 

06.Starlight 歌:朝香果林(CV.久保田未夢

個人的パフォーマンスランキング3位。エッッッッッッの一言で説明がついてしまう。そう感じてしまうのはキャストの、頭一つ抜けているダンスの実力、舞台慣れ、圧倒的自信のせいかな。声優アイドルユニット活動数年やってるんだから、そりゃ当然か。いわば強くてニューゲームだ。このままアイドルガチ勢続けてくれれば、その姿がそのまま果林になりそう。

 

07.CHASE! 歌:優木せつ菜(CV.楠木ともり

個人的パフォーマンスランキング1位。楠木さん歌唱力ガチ勢なのか・・
圧倒的人気キャラが歌ったこの曲は、自己紹介ソングであり、キャストの決意表明であり、夢を追いかける人の応援歌である。しかし、こういう啓発系の曲は、演者の努力や実力が発揮されていないとメッセージ自体が絵に描いた餅となってしまうため難しい。

ブルーレイをみた僕がどう思ったかは、ラスサビの30秒を観てもらえればすぐにわかってもらえると思う。最高のパフォーマンスを作った、安定感のある歌唱、声量のあるシャウト、ダンスと歌唱中の笑顔。それらは、最後のMCで楠木さんが言った「気持ちいい!」、つまりキャスト自身が楽しんでいるからこそ生まれたのだと思う。

 

08.めっちゃGoing!! 歌:宮下 愛(CV.村上奈津実

実はこの曲めちゃくちゃ好きでして。なぜなら、この曲のメッセージが素晴らしいのと、歌詞中の言葉遊びとかテンポが聞きやすくキャラらしさが出ているからである。この曲って、ただただテンション上げてチャレンジすれば大丈夫、っていうわけではないんですよ。2番のBメロ「テンサゲ、口で言うほど簡単じゃない」、2番サビ「無理だ、不可能」等、周りからできないと言われていることや、現時点でできないことがあると自覚した上で、将来できるようにするために今アクションしよう!というのがメッセージだと思っている。

実際のパフォーマンスについて、正直村上さんが秀でてダンスが上手いとか、他を凌駕する歌唱力がある訳ではない。ただ、誰にも負けない笑顔、この曲の4分48秒を楽しもうと全力を出し切る姿は、間違いなく観客の心を打っただろう。なるようになったということか(?)。

すごく良いパフォーマンスだった。…そこに宮下愛がいたね。

 

09.夢への一歩 歌:上原歩夢(CV.大西亜玖璃

(初めて見た時に思ったことを、まず時系列順に書きます。)

主人公キャラは最後か。ピンクの衣装めっちゃアイドルっぽいなあ。手足の振りが大きくて、ダンス見ごたえあるな。しっかりとやりきるか、あれ・・泣いとるやんけ!声詰まってるやんけ!おお、なんとか最後までやりきったな・・何があったのかな?

(それから、理由を調べ始める。)

MCにて、「みんなに迷惑をかけた・・」やはりなんかあったぽい。このイベントの一週間前に入院?二日前に復活か。なるほど。そして、ラスサビの前、「これまでずっと支えられて、もっともっと強くならなくちゃ」

→そういうことか!!!

つまり、大西さんの直前の状況と、曲のサビでの歌詞がとんでもなくリンクしてしまった結果、感極まってしまった。ということだと推測できる。

大西さんの本意ではないと思うので、最高のパフォーマンスだったと言わない。ただ一つ言えるのは、次回以降のライブで最高の笑顔の「夢への一歩」が披露されたとき、上原歩夢も大西さん自身も、目標に向かって一歩前進するということ。それを現地で見たいっすね・・

 

10.TOKIMEKI Runners 歌:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

スクスタテーマ曲であり、虹ヶ咲学園の代表曲。仕事人、畑亜貴

μ‘sとAqoursから受け継いだスクールアイドルの精神、独自の武器で走っていこうとする決意の二つを歌った曲だと考えている。

Aメロ「生まれたのはトキメキ、惹かれたのは輝き」から、μ‘sとAqoursを感じる。全体にわたって、一つ一つの言葉選びから過去のラブライブ曲が連想される。例えば、1番の勇気、ワクワク、ストーリーからは、勇気はどこに?君の胸に!,Hop?Stop?Nonstop!,青空Jumping Heart。2番の希望、キラキラ、明日からは、START:DASH!!,Kira-Kira Sensation,ススメ→トゥモロウ等。このように、ストーリー上重要なポジションにある曲の歌詞が引用されている。

ラスサビ前のCメロのみ、今まであまり使われなかった言葉が多く使われている(LONELIEST BABYなど、ストーリー自体にはあまり関係ない曲には入っているけれど)。これは、ラブライブシリーズの正式な続編であること、ストーリーとしては全く別の物語であることを同時に表現するためのモノだったのではないかと僕は考えている。つまり、この曲が発表された2018年時点で積極的に活動しているAqoursを1番で歌いラブライブを確立させたμ‘sを2番で歌い、最後に、虹ヶ咲学園スクールアイドルとしての進み方を宣言させた、ということである。

 

ちなみにパフォーマンスについて、全員が個別衣装なのはすごいな。本当にMVの中にいるような、そんな気持ちになる。今後披露されていくたびに、ストーリーが積み重ねられていく演目だろう。

 

(5)感想

二言。面白かった、1stライブ行きてえ。以上。

全体的に、一人ひとりがしっかりしている感じなので、次のライブも質の伴ったものになると思う。ただ、虹ヶ咲は今までのラブライブと間違いなく違う部分がある。それは、今までがチームとしてのまとまりを重視していたのに対し、虹ヶ咲はソロが大前提で、チームはあくまで箱のようなものであるという点。アイマス寄り、と言ったらわかりやすいだろうか。これまでの様にアニメ化がされるのか、それともミリオンライブのようにライブ主体で行くのか、はたまた、スクスタ(今年本当にリリースされるんですかね?)を主軸に置くのか。もしかしたらこれまでとは展開の仕方が変わるかもしれないけど、僕は追いかけていきたいと思っている。

ちなみにまだ推しは決まってません。ギャグ好きで、おばあちゃんっ子で、ぬか漬けが好き、そんな子がいたら教えて下さい。